その祭日が第3月曜に変わった頃から、小正月休みがなくなりました。
以前は1月13日から15日まで小正月休みがあった津南です。
今や、小正月行事は、第3月曜絡みの土日や15日絡みの土日へと変わり、バラバラです。鳥追い、松焼きの行事かおこなわれる小正月。私の住む集落では、先日10日の、日曜に松焼きをしました。
お正月からまだ日も浅く、8日に大雪で家から車が出れなくなったこともあり、小正月料理を作る時間もなく、今年は諦めようかな?と思ったのですが、毎年小正月には、「ざっこくびら」という郷土食を作っていたので、やはり、どうしても作らないと!と、今日15日に作りました↓

ざっこくびら…ゼンマイを中心にニンジン、ゴボウ、つきこんにゃくなど、を入れて作る津南に古くから伝わる料理です。
ざっこくは、漢字で書けば「雑穀」?
そして、ヒラは、漢字で書けば、「平」?
「ひら」は、津南の方言で「煮物」のことなのです。
前日から、ゼンマイをもどしたりするため、心して段取りをしないと、すぐに作れるものではないのです。
ということて、昔からの15日に「ざっこくびら」を作って、仏壇にも供えました。
願い祈るのは、やはり、コロナの収束。
どうかどうか、これ以上の感染拡大しませんように…。昔からの伝承行事に絡み、すがる思いで願った今夜です。
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