不安が拭えないまま、気をつけながらも、日常を取り戻す新しい生活様式へ。
ちょうど6月になったことで、新しい生活の始まり…といった感じを受けた一日。
さて、先日テレビで「コロナの時代の僕ら」という本のことを、報じていました↓

イタリアの作家さんの作品。
イタリアといえば、感染拡大が一気に広まったと報道されていたことも記憶に新しく、そんな中での出版。
イタリアでの感染の真っ只中での恐怖と不安の心境が綴られたエッセイ。
そんな感染拡大の最中に、本の出版は、どれだけ大変だったことでしょう?…と思うと壮絶な闘いを感じました。
コロナで、休業要請もなかった私は、いつも以上に仕事に時間を費やし、精神的にもクタクタで、本を読んでる時間はないのですが、時間ができたら読みたい本のひとつ。ネットで、あとがきの文章を読みました。
その「あとがき」を読むだけで、心がドキドキし、心に響いた私。
以下抜粋↓
「僕は忘れたくない。今回のパンデミックのそもそもの原因が秘密の軍事実験などではなく、自然と環境に対する人間の危うい接し方、森林破壊、僕らの軽率な消費行動にこそあることを。」
この先は、どうなるのか…ワクチンができ、治療薬ができれば、以前と同じ生活になるんだろうか…
物の豊かになりすぎた世の中での試練と感じていた私にとって、心に刺さった一節↑。
何を守り、何を捨て、僕らはどう生きていくべきか。…と作者は問いかける。
これから先の未来について、考えさせられ、何かのヒントになる本だと感じている私です。